クラシックギターを手にして、まず用意したいのがギターチューナーです。
でも、たくさんの種類があって迷いませんか?
私の教室では「ギターがはじめて」の方には、KORG(コルグ)のPitchclip(ピッチクリップ)2というクリップチューナーをお勧めしています。
今回は、その理由と使い方を詳しく解説します。
KORGのクリップチューナーPitchclip 2をお勧めする理由
多機能なギターチューナーが多いなか、このピッチクリップ2(以下PC-2と略)は、とにかくシンプルです。
電源ボタンひとつしかないため、使い方で迷うことがありません。
複雑なチューナーを買って設定が変わってしまうと、マニュアルを見ないと元に戻せないということもありえます。
コルグはチューナーについてはパイオニアですので、安くても性能には信頼がおけますね。
私も普段のレッスンや練習では、これを使うことが多いです。
コルグ PC-2を使う準備
コルグのPC-2を使うには、まず付属の電池をセットします。
ご覧のように電池をセットしたら、元のように電池カバーを閉めます。
キチンと閉じないと電池カバーが外れやすいので、カチッと閉じてくださいね。
これで使う準備は完了です。
ディスプレイの裏側にある四角いボタンが電源になっています。
チューニングが合うと真ん中がグリーンになります。左右の赤いLEDも一瞬ですが点滅しますので、わかりやすいですね。
デメリット
コルグのPC-2はシンプルでとても使いやすいのですが、表示の面でいくつか気づいた点もあります。
- LEDが少しぼやけて見える
- 4弦のDと2弦のBが小文字で表示される
- GがCのように見える
個人的には慣れてしまったのか気になりませんが、はじめは少しとまどうかもしれませんね。
PC-2の小技
コルグのPC-2にはリバース機能があります。
メーター表示を上下逆にできるため、ヘッドの裏側につけることも可能です。
電源がOFFの状態からスイッチを長押しするとリバースモードになります。
前のモデルから進化したところ
コルグのPC-2は、PC-1がモデルチェンジしたものです。
以前は千円くらいで買えましたが、後継のモデルは若干値上がりしています。
ですが新しいモデルは、やはり進化した点があります。
- バッテリー寿命が17時間から24時間に伸びた
- メーター表示がわかりやすくなった
- 起動が早くなった
一言でいうと使いやすくなりましたね!
まとめ
コルグのPC-2は電源ボタンひとつだけですので、細かい設定はできません。
でもギター初心者にとっては、これが逆に使いやすいのでは。
基本性能はしっかりしていますので、チューニングはキチンとできますよ。
手頃な値段で買ってサッと使える。この気軽さがいいですね!
(注)Pitchclip2+という上位版もありますが、よりシンプルに使えるPitchclip2を、まずはお勧めします。
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